今日は、べーだわんの命日です。
1年前を思うととても切ない。
この1年間で犬に対する気持ちが新たに変わりました。
一緒にいるときは、気がつかなかったことが今気づくことがあります。
このブログを読み直したら、
2007年2月からべーだわんの様子が変わってきました。それから3年間かかったのです。
2007年の2月におしっこを漏らしたことから始まりました。
『あれ?べーだわんらしくないね。』
と言ったことを覚えています。
寒さに耐えられなくなってきたのです。
べーだわん自身もいけないことは、解っていて、
臭いだったり犬的習性からしても嫌なことでしょう。
でも耐えられない寒さ。
老犬にとって気候・天候は、身体にダメージを与えます。
自然に痴呆になるワンちゃんもいるかもしれませんが、
ご近所のワンちゃんを見ていても気候の変化が
きっかけで変わっているワンちゃんが多いように思います。
昨年の夏は、酷暑でしたね。
その時も、このブログのアクセスは、上がりました。
そして今年に入っての寒さでもブログ更新は、
していないにも関わらずアクセス数が上がりました。
多分、犬は、いきなりおかしくなったのではなくて
徐々に変化して、気候によって耐え切れなくなった時、
堰を切ったように症状が現れるのではないかと思いました。
▼無駄吠え
これが増えるのは、気温の変化のが著しい時期に
多いような感じがしました。
ご近所のラブちゃんは、明らかに解る痴呆にはなっていない
けれど鳴き声がまったく変わりました。
一瞬、『何?』と思うほどです。
人から見れば犬は、体毛に覆われていて外でも耐えられる。
と思うかもしれませんが、老犬は、人より敏感に反応します。
寒い。
暑い。
と犬が思った時には、身の危険をどこかに感じているのです。
きっと、犬としての意識が維持できなくなってしまうのを堪えていたりするかも知れません。
『うるさい』と思って隔離したりすると尚更吠えます。
飼い犬にとって隔離されるのは、
犬が認識しているファミリーから外された
気持ちにもつながって、吠えます。
家族を呼びます。
犬からしたら、気持ちは変わっていないのです。
暑い!!寒い!!何とかして!!
どうして、家族の一員なのに仲間はずれになるの?
ということから始まると思います。
だから、隔離しても家族が入れ替わり顔を出して話しかけたり、してあげるのも犬としての情緒が穏やかになるのではないかと思います。
べーだわんが亡くなる27日前に、姪やってきて変わり果てたべーだわんにショックを受けながらもやさしく話しかけてくれました。
その時、べーだわんは、目をきっちり開けて姪の動く方を追いかけていました。既に目も見えなくなっていたはずなのに姪を追いかけ声が聞こえると昔ながらの仕草で『へへっ』と笑います。
身体が痛くても姪が触ってくれることを受け入れていました。
▼床ずれ
もちろん床ずれもピークでした。
冬は、寒いからあまり動かさないでおき勝ち。
冬の天敵は、乾燥です。
床ずれがおきて、肌が乾燥しているとどんどん床ずれが進みます。
加湿器があればあった方が絶対いい。
また、毛がありますから、肌を直接湿らす訳にもいきませんので、まずは蒸したタオルで部分的に温める。
湿ってくると今度は、冷たくなるので部屋は、温めてあげる。
この繰り返しや、霧吹きで毛が濡れない程度に霧をかけて軽くブラッシング
をすると、皮膚に水分が行き渡ります。
かなりの時間が必要になるかも知れませんが、お風呂で洗うことも出来ない状態であれば犬にとってもさっぱりするようです。
身体の表面に床ずれなど以上が現れるようになったら、体内でもかなりの異常(ダメージ)があるはずです。
部分的な対処では、なかなか良くなりません。
痛みもあります。
べーだわんは、塗り薬の好き嫌いも訴えました。
痴呆になりつつも、コミュニケーションがとれることが嬉しかったです。
床ずれの処置がうまくいくとよく寝てくれました。
ワンちゃんは、自分が辛くても飼い主さんが変わらぬ愛情を注いでくれていると思えばそれだけで嬉しいと思ってくれます。
ささやかな喜びを感じながら、明日も同じ笑顔でいようと思ってくれます。
症状と気持ちは、違います。
看病には、精神面や費用面で大変なのもよく解ります。
でも、老犬ともなれば、昔のようなことが出来なくなるのは確か。
そして、別離があるのも確か。
その時が来るときには、笑顔で見送れるように心がけてください。
きっとワンちゃんが何かをもたらしてくれます。
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